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カート 0

カートは空です

私は10代の頃スノーボードに夢中でした。しかし20歳ごろから、音楽に夢中になったことで、他の趣味にまで十分にお金や時間を割けず、全てが中途半端になってしまうと感じ、スノーボードをやめてDJに没頭していました。

その後、音楽活動もひと段落しサラリーマンを経て会社を立ち上げました。夏の商材が多い仕事柄、冬も息子と同じ趣味を楽しみたいと思い、2021年に息子と一緒に再びスノーボードを始めました。

(画像はスノーボードをやり始めた頃の息子です)

 

いきなり自分語りになってしまいましたが、実はdoob開発のきっかけは、スノーボードを再開したことに大きく影響されています。

 

開発のきっかけ

スキーやスノーボードは、一日中ブーツを履いて足を酷使します。帰りには足をリカバリーさせたいと考え、rigのリカバリーソールを使った冬用シューズを開発することにしました。


ゲレンデに行ったとき、車の駐車場でウェアを着るシーンを想定し、ローカットで踵を踏める仕様にしました。こうすることで、防寒ブーツのように足の置き場に困ることなく脱ぎ履きがスムーズになります。また、踵があることによって車の運転も支障なくできます。

 

暖かさと防寒へのこだわり

アッパーには化繊インシュレーションを使用し、内側には発熱性のある起毛生地を採用。

さらに、アッパー全体に撥水加工を施し、生活防水レベルで使用できるようにしました。
防水フィルムを使うとコストが上がり、完全防水にすると暖房の効いた車での長時間運転では蒸れやすくなるため、快適さとコストバランスを優先しています。
撥水加工は永続するわけではないため、こまめにスプレーをかけると効果を維持できます。

 

ソールと歩行性

ソールにはrig3層構造リカバリーソールを採用しています。
元々雪上用ではありませんが、アウトソールのラグが深く、一般的なスニーカーより滑りにくい設計になっています。
また、ソールの上2cmにはTPUを巻き、雪や水の侵入を防ぐ工夫も施しました。
厚底のリカバリーソールですが、安定感がある為圧接された駐車場やゲレンデでの歩行でも安心感があります。

(画像はdoob)

 

doob 2.0へのアップデート

従来モデルではサイズ調整の幅が少なく、一部ユーザーから「もう少し幅を調整したい」という声をいただきました。
そこでdoob 2.0では甲部分の調整をつま先方向まで伸ばせる仕様に改良しました。
さらに、足の甲には血管が多く通っているため、調整部分の配置を横方向にずらし、血流を妨げにくい設計に変更。
この改良により、履き心地はそのままに、より快適で長時間履いても負担の少ない仕様になっています。

(画像はdoob2.0)

使用シーンと体験

スキー場だけでなく、寒い日のトレランレース後にも活躍します。
足を入れた瞬間に感じる暖かさと、リカバリーソールのクッション性で安堵感があります。
私自身、寒い日は普段からdoobを履いており、その快適さと暖かさから手放せません。
家族や友人と一緒に雪山や散歩で使うたび、設計の意図が体感として伝わり、開発のやりがいを感じます。

 

まとめ

冬の足元に欠かせない、リカバリーシューズとして生まれた doob / doob 2.0
長時間履いても疲れにくく、暖かさ、快適さ、耐久性を兼ね備えています。
ぜひ皆さんもその履き心地を体験してみてください。